玄関
注文住宅で玄関を設計する際に事前に考えておきたいポイントや注意点を解説。自由度が高い注文住宅だからこそ失敗も起こりがち。後悔しない玄関の作り方を学びましょう。
玄関で失敗した・後悔した先輩の声
住まいづくりはリビングや水回りを優先しがち。でも、注文住宅を建てた後に「ああしておけば良かった!」と後悔しがちなのが玄関です。玄関は毎日必ず通る場所ですし、訪問者が最初に目にする場所なので、失敗するとそのストレスを日々感じ続けることになってしまいます。先輩たちの失敗例を参考に、使い勝手をシミュレーションしておきましょう。
玄関を狭くしたのが大失敗!
広いリビングに憧れて玄関を省スペース化したけど、狭くて使いづらい。その上、収納をここぞとばかりにつけたから圧迫感がはんぱないです。
- 対策方法
玄関は毎日必ず通る場所ですし、極端に狭いと買い物時の荷物の出し入れが不便です。事前に玄関の印象や使い勝手をシミュレーションしておきましょう。
小物を置く場所がない!
容量を考えて天井高の大収納をつけました。でも、掃除道具などこまごました小物を置く場所が無くて困っています。
- 対策方法
こちらも事前に玄関に置きたいものをリストアップすることが大切です。家族で収納したい物を把握し、本当に必要な物だけを厳選して収納するようにしましょう。
スイッチ探しに一苦労!
玄関の照明スイッチを室内側につけてしまい、夜は暗闇の中でスイッチを探すのに苦労します。
- 対策方法
ドアを開けたときに手が届く位置に照明のスイッチをつけておくと安心です。また、人感センサー付きの照明もおすすめです。
ベビーカーの出し入れが大変
ベビーカーで眠ったままのわが子を玄関まで運ぶことが多いのですが、毎回引き戸にすればよかったと後悔しています。
- 対策方法
ドアは片開き、両開き、引き戸と様々な種類があります。開き戸を選ぶ場合は、開く角度や開いたときのスペースを考慮しましょう。車椅子の使用や、将来足が不自由になるときのことを想定してスライド式の引き戸を選ぶ方法もあります。最近は、省スペースでも引き戸を設置できるような。壁に引き戸が収納されるタイプもあるので検討してみても良いでしょう。
こんな後悔や失敗をしたくない人は…
体験型のショールームに行ってシミュレーションするのがおすすめ!家族みんなで建てた後のことをイメージしながら、実際に見て・触って入念にチェックしましょう!
マネしたい成功例!
使い勝手の良い玄関を作った先輩の声
玄関ドアを大きくして大正解!
玄関ドアは小さい方がコンパクトで使いやすいと思いましたが、設計士さんのアドバイスで大きめにしました。アウトドア用品など大きな荷物を簡単に出し入れできるし、万が一に備えて車いすに対応できる広さを確保しておいて良かったと思います。
デッドスペースをなくしました
以前、我が家の玄関はレジャー用品やゴルフバッグなど重たくかさばるものを置いていたので煩雑でした。今回新築にするのを機に玄関には必要最低限の物だけを置くようにしたら、すっきり広々とした玄関に!帰宅した瞬間のストレスがありません。